加入できるペットの種類が限られている保険
ペット保険に加入したいなら、条件も確認しておく方が無難です。そもそもペット保険は、加入できる動物をかなり限定していることがあります。例えばある保険会社が提供しているペット用保険の場合は、犬と猫のみ入ることが可能です。鳥類などのペットは、その保険に加入する事はできませんから、注意が必要です。また犬が加入できると言っても、人間の職場に従事している場合は、加入できない事があります。例えば盲導犬などは、保険によっては加入できない事があります。また展示を目的としたペットや、貸出用のペットも加入できない事があります。
病気の有無や健康状態も確認される
それと病気に関する条件もあります。やや重たい病気を患っているペットは加入できない事もありますから、注意が必要です。それは人間用の保険も同様です。医療保険に加入する時には、必ず審査を受ける事になりますが、基本的には健康な方が加入する商品になります。何らかの既往症がある方の場合は、医療保険の加入を断られてしまう事もありますから、注意を要します。ペット保険もそれは同様で、やや重たい病気を患っていれば、加入を断られてしまうケースはあります。人間の生活習慣病に相当するような病を患っていると、加入できないケースもあります。また保険商品によっては、健康診断という条件もあって、診断を受けていないペットは加入できません。
年齢などの要素でカバーできる事も
ですからペット用保険には審査がある訳です。基本的にはペットの種類や健康状態を確認されますが、1つの基準だけで審査される訳ではありません。たとえ1つの要素が微妙でも、他の要素によってカバーできる事もあるからです。あくまでもペットの状況を総合的に確認して、加入できるかどうか決定される訳です。というのもペット用保険には、上記の他にも年齢という基準もあります。多少は健康状態が微妙でも、年齢が若干若いペットの場合は、特に問題なく加入できるケースも多いです。例えば何らかの重たい病気の兆候は見られるものの、年齢が若い犬や猫の場合は問題なく加入できるケースもあります。というのも若いペットの場合は、回復力も比較的強いからです。新陳代謝も活発ですし、たとえ重たい病気になっても回復できる見込みが強いと判断され、問題なく保険に入れる事もあります。ですから「健康状態」という基準だけで、加入可否を判断される訳ではありません。あくまでも複数の基準に基づいて、審査が行われる訳です。